LPガスとは「Liquefied Petroleum Gas」液化石油ガスの略で、一般的に頭文字をとってLPガスと呼ばれています。
LPガスの主成分はプロパン(C3H8)が最も多くなっております。このためLPガスはプロパンガスとも呼ばれております。
また、ガスライターの中に入っている液体はブタン(C4H10)と呼ばれる成分で、LPガスの一種です。
LPガスは空気より重く床面を這うように広がり、低い場所に貯める性質があります。
一方、都市ガスは空気より軽く、天井の方へたまっていく性質があります。
本来ニオイはありませんが、ガス漏れが起きたときに気付くよう、特有のにおいをつけています。
この臭いは燃焼すると無臭になるのでLPガスがただ良く使われている限り臭うことはありません。
発熱量は99MJ(24,000Kcal)の熱量を持っており、都市ガスより2.2倍の熱量があります。