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"ミルクの国とちぎ"栃木県は本州1位の牛乳生産量を誇る。(北海道は全国55%の生産量)その栃木県に"レモン牛乳"が存在し、永年に亘って愛飲されている、との情報からレモン牛乳を求めて栃木県宇都宮市の針谷乳業株式会社を訪ねた。9月15日(木)午前6時30分安プロ本社を車で出発、高速道路を走り、宇都宮市東宝木町の針谷乳業に到着したのは午前9時55分。約3時間半のドライブ。創業114年の四代目社長と息子さんが満面の笑顔で迎え下さった。社長は「私が3歳の時は家で20頭cくらいの乳牛がいて生乳して販売しておりました。ここら辺は回りは畑や雑草が生えていて、家は4軒くらいしかなかったですね」昭和35年。栃木県内では50軒の製乳会社があり、自社で殺菌して販売していたというが、現在は数件のみ。「当社の原料乳は70%が岩手県内から、30%は地元から毎日タンクローリーで運ばれてきます」実際に工場内を案内して頂いた。タンクローリーで運ばれてきた原料乳は理化学検査で確認後、ステンレスパイプの中を通り、遠心分離機でチリやごみを取り除き綺麗な状態に。
均質機を使い、成分と味を均一に。次に生乳中の微生物を殺菌後冷却してサージタンクで温度を保持される。充填機で紙パックに牛乳を詰めるのも賞味期限を印字して製品ケースに箱詰めされるものも全て自動。品質検査も365日二人の職員によって行われている。社長は丁寧に各工程や工場内を説明して下さった。これだけパイプや機械が回っていると故障ヶ所も出てくるでしょう!?との問いに「そうですね、月に100万円位の修理費が必要になってきます。」さらには昨年充填された製品を保管する冷蔵庫(倉庫大の広さ)を新設し1億円。ボイラー(蒸気を作る為)室新設に1億円、牛乳配送用保冷車は1.5t-2t車が11台、4t車が13台が1日3万本の製品を千葉県内、東京都内、埼玉県内、群馬県内に届けられている。紙パックを印刷しているところは全国で5社のみという。紙パックや容器等の倉庫には常に2千万円の資材が置かれているという。
"レモン牛乳"は宇都宮市の老舗製乳メーカーが第二次世界大戦後間もないころに開発し「関東レモン」の名前で商品化したのが始まりである。針谷乳業では1940年代に開発し当初は「レモン牛乳」であり現在は「針谷おいしいレモン」の名称で愛飲されている。レモンは一切使われておらず、香料とクチナシ色素、佐藤、ブドウ糖、果糖液糖、生乳(50%未満)、無脂肪牛乳によって製造されている。取締役は「栃木県出身の漫才コンビのU字工事がネタでレモン牛乳を使用しそこからメジャーになったのですね。」実際にレモン牛乳(200ml)を飲んでみた。レモンの香りとやや甘めのフルーツ牛乳といったところで、子どもさんを中心に万人受けの乳飲料となっている。"レモン牛乳"を飲んでみたくなった方は、針谷乳業で検索し「オンラインショップ」をクリックし更に針谷おいしいレモン200ml×10=1,980円をクリックしカートに入れる」(配送無料)または、針谷乳業に直接電話かFAXで申し込むこともできます。取締役は「新潟の皆さんに是非"レモン牛乳"を飲んでい頂きたいです。」*キャラクターくるみちゃんのグッズも合わせてどうぞ!
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